JSPカーネル上でのモデルベース開発

Project Technology社BridgePointは、モデル駆動型アーキテクチャ(MDA)をサポー トする開発ツールです。オブジェクトアクション言語(OAL)を使って、モデル の動的な振る舞いを記述することにより、プラットフォームに依存しないモデ ルをモデルだけ(ソースコードを必要としない)で実行することができます。

作成されたモデルは、モデルコンパイラを使って実装上でそのままコンパイル 及び実行できるソースコードに変換することができます。特に、C言語用のモ デルコンパイラMC-3020は、スピード、実行サイズの面で組込みの製品開発に 使用可能なパフォーマンスを有しています。

JSPカーネル上で動作するBridgePointを用いた例題モデルと差分アーキテクチャ は、こちらからダウンロードできます。

本開発環境はMC-3020バージョン3.1にて変換されるメカニズム部をTOPPERS/JSPカーネル1.4に移植を行うための ものです。この環境を動作するために、以下の開発環境をセットアップした Windows2000以上の実行環境が必要となります。

  1. BridgePointバージョン6.1
  2. MC-3020バージョン3.1
  3. MicrosoftVC++6.0

本開発環境では2つのモデルを用意し3つの生成とビルドが行えます。

  1. Oven/Timerモデルより実装コードを生成ビルドしWindows上で実行します。
  2. Oven/Timerモデルより実装コードを生成ビルドし、Window上で動作するJSPカーネルのシミュレーション環境(シミュレーション環境)上で実行します。 この時、タイマーの機能は1と同様にタイマードメインを 用いて実現します。
  3. Ovenモデルより実装コードを生成ビルドし、JSPカーネルのシミュレーション環境上で実行します。この時、タイマー機能はJSPカーネル用に作成したタイマーブリッジ(TIM_bridge.c)を用いて実現します。

実機へのポーティングは行いませんが、大きな変更もなくポーティングが可能 です。

開発スタッフ

TOPPERSプロジェクトのメンバとして、JSPカーネル上で動作するBridgePoint を用いた例題モデルと差分アーキテクチャの開発に参加している開発スタッフ は次の通りです(所属は参加した時点のもの)。

名前 所属 時期
竹内良輔 (株)リコー プラットフォーム開発センター 2003年〜
鈴木俊安 (株)東陽テクニカ ソフトウェアソリューション 2003年〜