初級実装セミナー教材とは

初級実装セミナー教材とは、TOPPERS教育ワー キンググループにより製作されている組込みソフトウエア教育の初級コー ス用セミナー教材です。セミナー受講者は、C言語で開発のできる方、リアル タイムOSの初心者、SESSAME初級コースを受講された方を想定しています。

本セミナーの目標を以下のように設定しています。

  • TOPPERS/JSP上へのアプリケーション・プログラム実装を通して、 RTOS(Real-Time Operating System)に対する実装技術の習得
  • ハードウェアの初歩的なインターフェイスについての実習による理解
  • SESSAME組込みソフトウェア技術者教育セミナーの復習による分析、設計、 実装プロセスの理解

本セミナーは2日間で行われることを想定しており、1日目は座学中心、2日目 は実習中心の構成です。具体的な日程を以下ように想定しています。

1日目 1. 開発環境の確認0.5時間
2. 組込みとは?SESSAME初級コースの復習1.5時間
3. SESSAME版教材の動作確認1時間
4. リアルタイムOSとは何か1.5時間
5. カップラーメン・タイマーの設計1.5時間
2日目 1. カップラーメン・タイマーの実装1.5時間
2. レビュー0.5時間
3. 同期と通信1時間
4. イベントフラグを用いた改造1.5時間
5. まとめ、質疑応答、宿題1時間

教材のダウンロード

初級実装セミナー教材はこちらでダウンロードできます。

セミナー実施報告


初級実装講師育成セミナー

初級実装講師育成セミナー風景

2004年7月1日、2日の両日に、TOPPERS初級実装講師教育セミナーを東京・南蒲 田の城南地域中小企業振興センターのパソコン教室にて開催しました。このセ ミナーはTOPPERS初級実装セミナーの講師として、組込みソフトウェア教育に 取り組みたい方を対象として開催いたしました。教材としては、2004年2月に 行った初級実装準備セミナーの 反省点への対応や資料の追加を行いました。さらに、講師用の説明教材として、 TOPPERS/JSPカーネルの配布キットに含まれる、Windows上で動作するシミュレー ション環境を用いた教材シミュレータについても追加しています。

このセミナーの内容自体は初級実装準備セミナーと同等です。時間構成につい ては準備セミナーの内容を踏まえて、若干の変更を行いました。当日、ケーブ ルの不備やアンケートの配り忘れ等、受講者の皆さんには、ご迷惑をお掛けす る部分もありました。謹んでお詫びを申し上げます。このような問題点にも関 わらず、受講者の皆様から、中級セミナー等に期待の言葉をいただき、ワーキ ンググループのメンバー一同、より分かりやすく実習が行える教材作りに努め て行きたいと話し合っております。

教育ワーキンググループの活動成果は、中国普及WGの有志メンバーにより中国 語版初級実装セミナーの開発が行われたり、宮城県産業技術センターにてH8版 の初級実装セミナーを企画されたり、NEXCESSで本教材が採 用されるなど、幅広く普及し始めています。

講師は以下のメンバーが担当しました。(所属は開催当時)

          
名前 所属 担当
今井和彦 宮城県産業技術総合センター講師/教材作成
斉藤直希 名古屋市工業研究所 講師/教材作成
竹内良輔 (株)リコー 講師/教材作成
二上貴夫 (株)東陽テクニカ 講師/教材作成
山本雅基 (株)デンソークリエイト 講師/教材作成
森本亮太 (株)リコー 講師/教材作成
小川 清 名古屋市工業研究所 教材作成
初級実装準備セミナー

初級実装準備セミナー風景

2004年2月19日、20日の両日に、TOPPERS初級実装準備セミナーを東京・南蒲田 の城南地域中小企業振興センターのパソコン教室にて開催しました。受講者の 条件としまして、C言語で開発のできる方、リアルタイムOSの初心者の方とし まして、22 名の方に参加していただきました。この準備セミナーは最終的な 教材と講義内容のの確認のためのセミナーとなります。

実習の教材としては、オークス電子株式会社のOAKS16-MINI FULLKIT BOARDの 完成品を使用しました。このキットはWindows上で実行する評価版の開発環境 が、CD-ROM中に収められており、これをパソコンにインストールして実習を行 いました。やはり、2日間では納得の行くまでの学習を行うには短すぎる感が あり、ほとんどの受講者の方が教材のボードを持ち帰られました。

受講者のアンケートと して「分かりやすかった」等、好意的なご意見を頂きましたが機材の準備方法、 セミナーコンテンツ以外の資料の用意、講師用のシミュレーションによる課題 の説明等、もっと分かりやすくする工夫が必要であると感じられました。この 教材については、次回のセミナーに向けて改善を行っていきます。

講師は以下のメンバーが担当しました。(所属は開催当時)

名前 所属
竹内良輔 (株)リコー
二上貴夫 (株)東陽テクニカ
山本雅基 (株)デンソークリエイト
穴田啓樹 (株)ヤマハ