(toppers-users 1945) [NEXCESS受講生募集〆切 3/3] 上級コース02「C言語ベースの組込みハードウェア設計」

YAMAMOTO,masaki myamamoto @ itc.nagoya-u.ac.jp
2005年 2月 18日 (金) 13:31:24 JST


皆様

山本@名古屋大学です。

名古屋大学では、今年度から、企業の技術者を主な対象として、組込みソフト
ウェア技術者人材養成プログラム(略称: NEXCESS)を実施しています。

NEXCESS上級コース02「C言語ベースの組込みハードウェア設計」
の受講申込を開始いたしましたので、ご連絡します。
多くの方々からのお申込みをお待ちしております。

# 以下のメールは、いくつかのメーリングリストを通じてお送りしています。
# 複数のコピーを受け取られる方にお詫びします。

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    名古屋大学 組込みソフトウェア技術者人材養成プログラム NEXCESS
                           からのお知らせ
 Nagoya university EXtension Courses for Embedded Software Specialists
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  **   上級コース02「C言語ベースの組込みハードウェア設計」   **
  **       受講生を募集します (〆切  3/3(木) 24:00)         **
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組込みシステム技術の研究拠点である名古屋大学は、
  「組込みソフトウェア技術者人材養成プログラム(NEXCESS(ネクセス))」
を実施しています。

NEXCESSでは、企業の組込みソフトウェア技術者を対象とした教育を実施しま
す。
企業のニーズに応えるため、学術的な知識に裏付けられた実務的・実践的な教材
を開発し、初級から上級まで幅広く教育を行います。

上級コース02「C言語ベースの組込みハードウェア設計」を
以下の2日間の日程で、開講します。
 2005年 3月24日(木)9:30−17:00
       3月25日(金)9:30−17:00

受講生の募集を、3月3日(木)24:00まで行います。
どうぞお申込み下さい。

内容説明とお申込は、
以下のURLからおねがいします。
 http://www.nexcess.itc.nagoya-u.ac.jp/
     <<申込受付中の講座>> のお知らせ
    上級コース02「C言語ベースの組込みハードウェア設計」


■概要
 組込みシステム開発においてはソフトウェア開発とハードウェア(LSI)設計
が密接に関連しています。このためソフトウェア技術者もハードウェア設計に
関する基礎的な知識と技術を身に付けておく必要があります。
 今まで、ソフトウェア設計者にとってハードウェア設計は難関でした。
しかし、近年、FPGAなどの書換え可能なハードウェアデバイスが普及し、更に、
C言語を入力とするハードウェア自動合成ツールが実用化されてきました。
ソフトウェア設計者にとって、ハードウェア設計の敷居が低くなってきました。
 本コースでは、組込みソフトウェア技術者がハードウェア設計に取り組む
ことを想定し、ハードウェア設計について講義と演習を行います。
 まず、ハードウェア設計の基礎を説明した後、現在のハードウェア設計に
広く使用されているVerilog-HDL言語を使った演習を行います。
 次に、C言語を用いたハードウェア設計の講義と演習を行います。C言語の記述
方法や、合成ツールに与えるオプションをチューニングすることにより、
高品質なハードウェアを設計できることを体験します。
 最後に、今後ますます重要になるハードウェアとソフトウェアの協調設計
についても講義と演習を行います。

■到達目標
・ハードウェア設計の基礎を理解する
・C言語によるハードウェア設計技術を習得する

■対象者
・これからハードウェア設計を始めたいと考えている組込みソフトウェア技術者

■前提条件
・C言語のプログラミング経験があること
・講義日までにVerilog-HDLの文法について予習する方が好ましい

■費用
無料

■場所
名古屋大学 IB電子情報館南棟 285演習室
住所:名古屋市千種区不老町
最寄駅:名古屋市営地下鉄名城線名古屋大学駅(3番出口)

■定員
20名
定員を超える受講申込みがあった場合には、選考します。

■開催日時
 2005年 3月24日(木)9:30−17:00
       3月25日(金)9:30−17:00

■講師
 冨山宏之(名古屋大学)
 本田晋也(名古屋大学)
 木下智雄(ソリトンシステムズ)

■内容
第1日目
 1時限 ハードウェア設計概論(講義)
  ハードウェア設計の基礎
  ハードウェア記述言語Verilog-HDL
  シミュレータの使用法
 2時限 Verilog-HDLによるハードウェア設計(演習)
  Verilog-HDLによる設計
  シミュレーションによる動作検証
 3時限 C言語によるハードウェア設計(講義)
  動作合成の原理
  動作合成ツールの使用法
 4時限 C言語によるハードウェア設計(演習)
  動作合成ツールを用いたハードウェア設計
  シミュレーションによる動作検証

第2日目
 1時限 設計最適化技術(講義)
  各種最適化技術の説明
 2時限 設計最適化技術(演習)
  C言語記述の最適化
  動作合成時の最適化オプションの指定
 3時限 ハードウェア/ソフトウェア・コデザイン(講義)
  コデザイン概論
  ハードウェア/ソフトウェア間の通信
 4時限 ハードウェア/ソフトウェア・コデザイン(演習)
  ハードウェア/ソフトウェア間の通信
  ハードウェアとソフトウェアの性能評価

演習では以下のソフトウェアを使用します。
・C言語入力動作合成ツール eXCite(Y Exploration社)
・HDLシミュレータ Active-HDL(ALDEC社)

(注)講師は変更になる場合があります。

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NEXCESSは、文部科学省の科学技術振興調整費によって、
名古屋大学情報連携基盤センターが、名古屋大学大学院情報科学研究科の
協力を得て実施するものです。
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お問い合わせ先
 〒464-8601  名古屋市千種区不老町
        名古屋大学 情報連携基盤センター NEXCESS事務局
  TEL/FAX : 052-789-5284
  E-mail : nexcess @ itc.nagoya-u.ac.jp
  URL :  http://www.nexcess.itc.nagoya-u.ac.jp/
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