(toppers-users 3503) セミナ:[NEP] 携帯型端末で学ぶ、はじめてのコンポーネントベース開発 〜 TECS入門 〜
hiro22022 @ ybb.ne.jp
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2011年 7月 11日 (月) 13:12:39 JST
TOPPERS users 各位
TECS WG 主査の大山です
いつもお世話になっております。
首記のセミナについて、ご案内させていただきます。
重複して受け取られた方は、ご容赦ください。
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Ver 1.1b
TITLE: [NEP公開講座受講生募集]「携帯型端末で学ぶ、はじめてのコンポーネントベース開発 〜 TECS 入門 〜 」(〆切 7/15)
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名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター
人材育成プログラム(NEP)からのお知らせ
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NEP事務局から,受講者募集のご案内です.
NEPでは,この度,
「携帯型端末で学ぶ、はじめてのコンポーネントベース開発 〜 TECS 入門 〜 」
を以下の日程で、開講します。
2011年7月28日(木),29日(金) 9:30-17:00.第1日目の集合時間 9:15
本コースの受講生募集を,7月15日(金)24:00 までWebで行います.
※ただし定員になり次第,締め切らせていただきます.
コース概要とお申込みページはこちら
http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEP/H23D02.htm
どうぞ,Webからお申込み下さい.
■費用
・受講料 4万円
(ただし,東日本大震災の被災地に本社がある企業の社員が受講される場合は,
無料といたします.)
費用は,お申し込み後に,名古屋大学大学院情報科学研究科会計掛から請求い
たします.お申し込み後に送られる請求書類に従ってお振込みください.
■場所
名古屋大学 IB電子情報館南棟 285号室
(http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEP/map_IB.htm)
■定員
20名
先着順となります
■講師
高田広章(名古屋大学),森孝夫(名古屋大学),安積卓也(立命館大学),
大山博司(オークマ),鵜飼敬幸(ヴィッツ)
講師は,都合により変更される場合があります.
■概要
今後、ソフトウェアの再利用性を高め、開発効率を向上するための技術として、
コンポーネントベース開発の重要性が高まってくることが予想されます。しかし、
コンポーネント開発はこれまで、組込み開発者にとってあまりポピュラーではな
く、敷居が高い面がありました。
そこで本講座では、非常に小さなソフトウェアをコンポーネントベースで開
発することからはじめて、段階的にソフトウェアを追加していく形で、無理なく
コンポーネントベース開発を習得できる、体験型のプログラムを提供します。
コンポーネントシステムとしてはTECS(TOPPERS Embedded Component System,
http://www.toppers.jp/tecs.html)を利用します。TECSは、オープンソースで
公開されている組込み向けコンポーネントシステムです。演習プラットフォーム
としては、Raisonance社の携帯型端末STM32Primer2にリアルタイムOS(以下、RT
OS)を搭載したシステムを使用します。
演習では、LED、JOYSTICK、LCD画面表示、タッチパネル、AUDIOの各デバイスの
操作を行うソフトウェアコンポーネントを徐々に追加し、携帯型端末のソフトウェ
アを構築していきます。したがって、コンポーネントベース開発だけでなく、RTO
Sの制御、情報系端末で用いられる各種デバイスの制御を体験することができます
ので、初級者の方だけでなく、これらの技術に興味がある方にもお勧めできる内
容となっています。
■実習機材
講義当日は、受講者1人に以下の実習教材1セットをお貸しします。
・開発用ホストPC
WindowsPC, 開発環境をセットアップ済
・演習用携帯型端末
STM32Primer2(Raisonance)
http://www.stm32circle.com/hom/index.php
■到達目標
・TECSを使ったコンポーネントベース開発の基礎が理解できる
・コンポーネント記述を利用した開発方法が理解し実践できる
・コンポーネントソース(C言語)のプログラム開発ができる
■対象者
RTOSを用いた組込みソフトウェア開発に従事されている方、または従事される
予定の方、または組込みシステムにおけるコンポーネントベース開発に興味の
ある方
■前提条件
前提として必要な経験
・C言語を用いたマイコンプログラミング(入出力ポートの操作)
・RTOS を用いたアプリケーション開発(μITRON 仕様ならばベター)
■特記
(1)撮影に関する協力
講義の様子を撮影し,復習・講義改善・電子教材開発へ利用する計画があり
ます.皆様の画像・音声が記録され,電子教材として配布される可能性があ
ります.
(2)アンケートに関する協力
講義の前中後に,アンケートや簡易テストなどを実施する場合があります.
アンケートは,上司や部下の方へ実施する場合があります.これらの調査は,
本教育の効果に関する研究目的のみで実施し,個別のデータは,配布されま
せん.ただし,個人情報が特定されないよう統計処理するなどして,論文な
どで発表される場合があります.
■内容
第1日目
組込みソフトウェア
TECS概念の理解(1)
開発環境の構築
TECSプログラミングの基礎
LED操作プログラム
Joystick操作プログラム
第2日目
TECS概念の理解(2)
TECSプログラミングの基礎
LCD・タッチスクリーン操作プログラム
AUDIO再生プログラム
TECSプログラミングの応用
MusicPlayer仕様・設計・実装の紹介
TECSによるコンポーネントベース開発
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お問い合わせ先
〒464-8601
名古屋市千種区不老町 C3-2(631)
大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター
NEP事務局
TEL : 052-789-5284
FAX : 052-789-4237
E-mail : nep @ nces.is.nagoya-u.ac.jp
URL : http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEP
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