(toppers-users 3641) Re: ROMに戻らずすみません

RYOUichi KIDa ryouichi.kida @ gmail.com
2011年 10月 22日 (土) 09:42:54 JST


木田です。

本気で、そういう事言います?
uITRONの仕様書読みましたか?
P3に仕様策定の趣旨は明記してある筈。Toppers自体も、目的は下記URLに記載してある筈です。

http://www.toppers.jp/project.html

20年前までは、CPUベンダの提供するアセンブラで書かれたモジュールと
約束通りにしかリンクできず、仕様もそこに頼るしかなかった時代もありました。

最近、趣旨を取り違えたメールが流れているのですが、
他人のふんどしで相撲とるにしては、どういう気持ちなんでしょう。
ソースも仕様も公開されていて、異なるのはCPU毎のスタートアップとコンテキスト処理だけです。

仕様とソースがあるのならば、全然、ハードルは高くないと思うのですが。
且つ、Linuxのように膨大なソースでもないので、メモリ制約やリアルタイム性が厳しければ、
コンパイラの動きから必要最低限の実装に削れば済む話だと思います。
そうすれば、必然的に厳しい条件下での動作でも可能でしょう。

2011年10月22日8:15 kazuyuki shinozaki <shinosan @ kitanet.ne.jp>:
> 佐竹様 おはようございます。
>
> つたない文に目を通して頂いてありがとうございます。アカデミックな分野への羨望は私も持っている口です。
> μITRONは
> ○それそのものが研究、教育の対象となり得る
> ○他の分野の研究の要素として活用され得る
> ○仕様が公開されているので、体系だった教育を受けていなくてものぞき込める
> 更にToppersは
> ○実装が公開されているので、使って試せる。諸先生方の考え方が見える。
> いいことだらけです。個人的には「プロファイル」の考え方と実装を拝見して、実務上大変役立ちました。
>
> 別の例ですが、最近は学問も細分化、学際?化されているようで、「正規のコンピュータ教育を全く受けていないが
> 素人が効いても全く判らないような高度な研究」を行った上で、職に就いた後で道具としてマイコンのソフトを
> 組む必要がある方もいるようです。近場にも院卒らしいのですが、色々苦労している方がいます。
> 私も、下から上を見上げて、体系だった教育の重要さが身にしみて判ります。
>
> 理性ある議論?は、特に名を挙げて失礼ですが、酔漢さんやこいさんさんの投稿は読ませて頂いて楽しめます。
> 自分で作る楽しさを、感じることができます。かくいう私も排除しないで読ませて頂き続けたいです。
> ・・・実は私も簡単、簡単なモニタ、作ることになりそうなので。
>
> ではよい休日をお過ごしください。出勤されていたらごめんなさい。
>
> ----- Original Message ----- From: "smasaya" <smasaya @ nexyzbb.ne.jp>
> To: <users @ toppers.jp>
> Sent: Saturday, October 22, 2011 7:33 AM
> Subject: (toppers-users 3638) Re: 1ユーザーの感想です。
>
>
>> 篠崎さんおはようございます。
>>
>>> とにかく止まれない、リセットできない用途もあります。
>>> ただ、マイコンのソフトウエアは、広大なメモリと高速なCPUを使える幸運に恵まれるより、規定ギリギリの電圧と
>>> クロックで爪に火をともす仕事を黙々とこなしている人たちも沢山関わっていると思います。
>>
>>
>> 私もこれに該当します。実務では、資源の少なさ、そしてなにより性能と信頼性とメンテ性の必要から、プロジェクト毎にスクラッチから書けるほどシンプルな自作のタスクモニタを使用しています。転職しない限り実務では汎用(私から見れば)のOSを使う機会はないと思いますが、私のような末端の労働者は正規のコンピューターサイエンスの教育を受けていないし、周りには旋盤工しかいないので、toppersやそのMLのアカデミックな空気と話題は、間接的に大きな助けになってます。
>>
>>
>> あと、たまにけんかがあるのも、(私は行きたかったが行った事がない)大学みたいで元気があってよろしい、と思うのは私のだけかもしれませんが、誰も排除されずにいて欲しいです。
>>
>> 佐竹@板橋の旋盤工場の片隅