(toppers-users 4564) Re: SafeGの動作状況の確認について
Shinya Honda
honda @ ertl.jp
2016年 7月 7日 (木) 12:28:52 JST
建部さん
本田です.
動作確認の方法ですが,まず,SafeGなしてFMPだけ動作するか確認して下さい.
FMPの./target/imx6_gcc/target_user.txt
にSDからの実行方法があります.
次に,SafeG環境での確認方法ですが,現状LED等で確認する方法はありませ
ん.CANを使う方法はあるかと思いますが,UART3を使える用にした方が楽だと
思います.
まずは,SafeG + Trust側のFMPが動作する所までを確認されるとよいと思います.
方法としては,
・ Trust側のFMPが使用するUARTをUART1に変更
FMPの ./target/imx6_gcc/Makefile.target
55行目 SYSUART_TYPE = UART3 を SYSUART_TYPE = UART1 に変更
再ビルド.
です.これで,Trust側のFMPが起動すれば起動ログがUART1に出ます.Non-Trust
側はログが出ないので,Non-Trust側を確認するには別途方法を考える必要があ
ります.
以上,よろしくお願いします.
On 2016/07/06 11:17, Yoshitaka Takebe wrote:
> 株式会社セックの建部と申します。
>
> TOPPERSプロジェクトで公開されている"SafeG"を利用させて頂きたく、
> 試させて頂いているところです。
>
> SafeG-1.2.2をダウンロード、解凍し、
> "safeg-1.2.2/doc/jp/target/imx6/README.txt"
> を参照しながら作業を進め、
> 現在の状況としては、
> 『(5) NT-FMP実行 - ○SDカードからのブート』を実施したところになります。
>
> これらの手順に沿って実施してみましたが、
> U-Bootから、"go 0x4f000000"を実施した後、
> コンソールに何も表示されなくなってしまったため、
> ソフトウェアが動作しているか確認できませんでした。
>
> NT-FMPは、U-Bootを起動したコンソールをそのまま使うのではないのでしょうか?
> どのようにすれば動作状況が確認できるか、教えて下さい。
>
>
> また、手順の中で、ボードの"GPS"を改造(?)して"UART3"にする、という手順がございますが、
> これはまだ実施しておりません。
> ※ UART3は、T-FMP向けのコンソールとして使用していると理解しています。
>
> 例えばLEDを制御するなど、改造せずに動作確認できる方法がございましたら、
> 教えていただけますでしょうか。
>
>
>
>
> 以下、こちらで実施している内容の補足情報について、記載します。
>
> 手順通りにやってもできなかった箇所があり、一部こちらで試行錯誤したものなっているため、
> 誤っているところがありましたら教えて頂けますよう、お願いいたします。
>
> ●構成
> ・使用しているボード
> NXP MCIMX6-SDB (SABREボード)
> ・使用しているソフトウェア
> safeG 1.2.2
>
> ・ホストPC (開発PC)
> Ubuntu 12.04
>
> ●接続
> ・"SD3"にSDカードを接続しています。
> ・"USB TO UART"と記載のあるMicro-USB端子を使ってPCとUSBケーブルで
> 接続しています。
> ・"UART3"の改造、接続は行っていません。
>
> ●手順詳細
> ※ ここが誤っている可能性もあるので、細かい内容になりますが、記載させて頂きます。
>
> 1. 16GBのSDカードに、パーティションを作成
> パーティション1:先頭1GB空けたシリンダから128MBで作成
> (primaryパーティション)
> パーティション2:パーティション1の後から8GBで作成
> (primaryパーティション)
> パーティション3:パーティション2の後から残りサイズ
> (primaryパーティション)
>
> ※ 先頭1GB空けたのは、U-Bootを書き込む場所になると考えたため。
> 間違っていたらご指摘下さい。
>
> 2.フォーマット
> (SDカードのデバイスファイルは/dev/mmcblk0)
> /dev/mmcblk0p1 を、mkfs.vfatでフォーマット
> /dev/mmcblk0p2 を、mkfs.ext3でフォーマット
>
> 3.『●u-bootのみビルド』を実施して、u-boot.imxを"/dev/mmcblk0"に書き込み。
> ※ READMEでは、mmcblk0p1に書き込むような記述になっていましたが、
> fatのパーティションが壊れてしまったため、このような対応にしました。
>
> 4. パーティション1をマウントした後、
> fmp_t.bin、fmp_nt.bin、monitor.binを、"cp"で書き込み。
>
> 5. SDカードを"SD3"に挿して電源投入
> →U-Bootのコンソールにアクセス
> →U-Bootのコンソールより、以下を実施。
> ==================
> mmc rescan
> fatload mmc 1:1 0x4f000000 monitor.bin
> fatload mmc 1:1 0x4f100000 fmp_t.bin
> fatload mmc 1:1 0x17800000 fmp_nt.bin
> go 0x4f000000
> ==================
>
> 以上です。
>
> ======================================================================
> 建部 貴隆 ( Yoshitaka Takebe )
>
> 株式会社セック 開発本部 第四開発部 (宇宙先端システム担当)
>
> ADR : 東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエア
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> ----------------------------------------------------------------------
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