(toppers-users 3491) Re: TOPEERS JSP Ver1.4.3でのタイマー追加について
長嶋 美子男
wbs03263 @ mail.wbs.ne.jp
2011年 6月 27日 (月) 16:26:27 JST
Nozomu Kon さん有り難う御座いました。
早々に、ご指摘あったプライオリティ処理を以下の様にして行いましたが
事態は変わりませんでした。
/* 割込み要求のレベル設定 */
#define ITU1_TIMER_IPR H8IPRA
#define ITU1_TIMER_IP_BIT H8IPR_ITU1_BIT
#define ITU1_TIMER_IPM IPM_LEVEL1
const IRC TIMER1_IRC = { (UB*)ITU1_TIMER_IPR,
ITU1_TIMER_IP_BIT,
ITU1_TIMER_IPM
} ;
#define IRQ_IMIA1 28
#define INHNO_TIMER1 IRQ_IMIA1
#define itu1_int_handler_intmask IPM_LEVEL1
void itu1_init( void )
{
sil_wrb_mem( PADDR, 0xFF ) ;
sil_wrb_mem( PADR, 0x00 ) ;
// タイマ停止
bitclr( (UB *)ITU1_TIMER_TSTR, ITU1_TIMER_STR_BIT ) ;
// GRAコンペアマッチでカウンタをクリア、分周比設定
sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_TCR, ITU1_TIMER_TCR_BIT ) ;
// GRAコンペアマッチによる割込み要求を許可
sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_IER, ITU1_TIMER_IE ) ;
// GRAコンペアマッチによる端子出力禁止
sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_TIOR, ITU1_TIMER_TIOR_BIT ) ;
// GRAレジスタ設定(カウンタ目標値)
sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_GRH, 0x09 ) ;
sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_GRL, 0xC4 ) ;
sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_CNT, 0 ) ; // カウンタをクリア
/* GRAコンペアマッチの割り込み要求フラグをクリア */
bitclr( (UB *)ITU1_TIMER_IFR, ITU1_TIMER_IF_BIT ) ;
// プライオリティ・レベルの設定
define_int_plevel( &TIMER1_IRC ) ; // ご指摘がありましたので追加
// タイマスタート
bitset( (UB *)ITU1_TIMER_TSTR, ITU1_TIMER_STR_BIT ) ;
}
Nozomu Kon さんは書きました:
>今@ベクトルと申します。
>
>JSPの処理については識者の方々にお任せするとして...
>
>制御の流れを見た感じですと割込みプライオリティの処理が見受けられません。
>プライオリティ処理はシステムタイマの処理を参考にされると良いかもしれません。
>-> hw_timere.h内のhw_timer_initialize()、Line141〜辺りです。
>
>実際SYSCRとCCRの組み合わせで、割込み処理は決まると思いますが、
>システムタイマはプライオリティをSETしているので、ひょっとしたらプライオリティを
>SETしないと割込み要求が発生しないのかもしれません。
>
>また、割込みそのものが生起しているかの確認は、
>デバッガがあれば、
> ソフトを任意のタイミングで止めて割込みフラグを確認する、
>デバッガがなければ
> 通常ルーチンで割込みフラグを監視し「PAポートのON/OFF〜」
>を実行してみてください。
>
>割込みフラグはITUの割込みステータスレジスタ内にあると思います。
>
>
>(2011/06/27 13:34), Mineo Nagashima wrote:
>> 関係者の皆様へ
>> 現在、TOPPERS JSP Ver1.4.3を使用させて頂き、モーター制御に取り組んでいまして
>> ITU1のタイマー割り込みを使いたいと考えていますが、以下の方法をとりましたが
>> うまくいきません。
>>
>> 現象:ITU1のタイマー割り込み自体がどうもかかっていない。(?)
>> AポートをON/OFFするかオシロスコープで確認していますが、ON/OFFしていない
>>
>> 恐れ入りますが、教えて下さい。
>>
>> 1.カールネルへの割り込みハンドラの登録
>> ./main/main.cfg内に
>> DEF_INH(INHNO_TIMER1, { TA_HLNG, itu1_int_handler });
>> を記述。
>> INHNO_TIMER1=0x28として定義
>>
>> 2../main/main.h内に
>>
>> Extern extern void itu1_int_handler( void ) ;を追記
>>
>> 3.ベクタテーブルの登録は、Vrector.sには自動的に記述されているので
>> なにもしない。
>>
>> 4.初期化と実行
>> 定義
>>
>> #define ITU1_TIMER H816TU1
>>
>> #define ITU1_TIMER_CNT (ITU1_TIMER + H8TCNT)
>> #define ITU1_TIMER_TCR (ITU1_TIMER + H8TCR)
>> #define ITU1_TIMER_TIOR (ITU1_TIMER + H8TIOR)
>> #define ITU1_TIMER_IER H816TU_TISRA
>> #define ITU1_TIMER_IFR H816TU_TISRA
>> #define ITU1_TIMER_TSTR H816TU_TSTR
>> #define ITU1_TIMER_GRH (ITU1_TIMER + H8GRAH)
>> #define ITU1_TIMER_GRL (ITU1_TIMER + H8GRAL)
>>
>> #define ITU1_TIMER_STR H8TSTR_STR1
>> #define ITU1_TIMER_STR_BIT H8TSTR_STR1_BIT
>> #define ITU1_TIMER_IE H8TISRA_IMIEA1 // interrupt mask
>> #define ITU1_TIMER_IE_BIT H8TISRA_IMIEA1_BIT
>> #define ITU1_TIMER_IF H8TISRA_IMFA1 // match flag
>> #define ITU1_TIMER_IF_BIT H8TISRA_IMFA1_BIT
>>
>> #define INHNO_TIMER1 IRQ_IMIA1
>>
>> #define ITU1_TIMER_TCR_BIT ( H8TCR_CCLR0 | H8TCR_TPSC1 | H8TCR_TPSC0 )
>> // 0x23
>> #define ITU1_TIMER_TIOR_BIT ( 0 )
>>
>> #define H8PADDR 0xfee009
>> #define H8PADR 0xffffd9
>>
>>
>> 4-1. 初期化
>> void itu1_init( void )
>> {
>> sil_wrb_mem( H8PADDR, 0xFF ) ;
>> sil_wrb_mem( H8PADR, 0x00 ) ;
>>
>> // タイマ停止
>> bitclr( (UB *)ITU1_TIMER_TSTR, ITU1_TIMER_STR_BIT ) ;
>> // GRAコンペアマッチでカウンタをクリア、分周比設定
>> sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_TCR, ITU1_TIMER_TCR_BIT ) ;
>> // GRAコンペアマッチによる割込み要求を許可
>> sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_IER, ITU1_TIMER_IE ) ;
>> // GRAコンペアマッチによる端子出力禁止
>> sil_wrb_mem( (VP)ITU1_TIMER_TIOR, ITU1_TIMER_TIOR_BIT ) ;
>> // GRAレジスタ設定(カウンタ目標値)
>> sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_GRH, 0x09 ) ;
>> sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_GRL, 0xC4 ) ;
>> sil_wrh_mem( (VP)ITU1_TIMER_CNT, 0 ) ; // カウンタをクリア
>> /* GRAコンペアマッチの割り込み要求フラグをクリア */
>> bitclr( (UB *)ITU1_TIMER_IFR, ITU1_TIMER_IF_BIT ) ;
>> // タイマスタート
>> bitset( (UB *)ITU1_TIMER_TSTR, ITU1_TIMER_STR_BIT ) ;
>> }
>>
>> 4-2.実行処理
>> void itu1_int_handler( void )
>> {
>>
>> /* GRAコンペアマッチの割り込み要求フラグをクリア */
>> bitclr( (UB *)ITU1_TIMER_IFR, ITU1_TIMER_IF_BIT ) ;
>>
>> //PADR = 0xFF ; // DEBUG
>> sil_wrb_mem( H8PADR, 0xFF ) ;
>>
>> if ( TIME_DAT != 0 ) --TIME_DAT ;
>>
>> PADR = 0x00 ; // DEBUG
>> sil_wrb_mem( H8PADR, 0x00 ) ;
>>
>> }
>>
>> 4-3.メインタスクでの処理
>> メインでは、TIME_DATが0になるのを確認して、新たなカウント数を入れる
>>
>> ここで、割り込み処理において、PAポートのON/OFFをオシロスコープで確認している
>> のですが
>> ON/OFFしません。
>>
>> 以上、宜しくお願い致します。
>>
>>
>>
>>
>>
>
>
>
>