(toppers-users 2758) [名大NEXCESS受講生募集〆切 6/13] 専門5「ユビキタスインタフェースと画像処理組込みプログラミング」
山本雅基
myamamoto @ nces.is.nagoya-u.ac.jp
2008年 6月 9日 (月) 10:05:37 JST
名古屋大学の山本です。
メーリングリストをお借りして、技術者教育のご紹介をします。
同様のメールを複数受け取られる方におかれましては、失礼します。
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名古屋大学 組込みソフトウェア技術者人材養成プログラム NEXCESS
からのお知らせ
Nagoya university EXtension Courses for Embedded Software Specialists
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NEXCESSメーリングリストにご加入の皆様
NEXCESS事務局から,受講者募集のご案内です.
名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センターは、
NEXCESS(ネクセス)(*)を実施しています。
(*)NEXCESS:文部科学省/科学技術振興機構の科学技術振興調整費
で実施される,社会人向けの組込みソフトウェア技術者
人材養成プログラム
NEXCESSでは,この度,
専門5「ユビキタスインタフェースと画像処理組込みプログラミング」
を以下の日程で、開講します。
7月10日 (木) 9:15 - 17:00
7月11日(金)9:30 - 17:00
本コースの受講生募集を,6月13日(金)24:00 までWebで行います.
コース概要とお申込みページはこちら
http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEXCESS/courses/intermediate/H20C05.html
どうぞ,Webからお申込み下さい.
受付終了後に選考を行い,選考結果を6月17日(火)にご連絡します.
■費用
・受講料 無料 (文部科学省の科学技術振興調整費により支払われます)
・懇親会費 : 1,000円 (参加者のみ)
講義初日の講義終了後、クラスの親睦を深めるための懇親会を行います。
任意出席です。 懇親会に出席する方は、懇親会費が必要です。
■場所
名古屋大学 IB電子情報館南棟 285号室
(http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEXCESS/access/index.html)
■定員
20名
定員を超える受講申込みがあった場合には、選考します。
■講師
村瀬洋(名古屋大学)、間瀬健二(名古屋大学)
伊藤禎宣(東京農工大学)、高橋友和(学術振興会特別研究員)
講師は,都合により変更される場合があります.
■概要
近年、組込みシステムにおいて、画像処理が必要になる場面が多くなっ
てきました。自動車のレーン認識やナンバープレート認識、セキュリティ
装置における 顔画像認識や動体検出など、既にいくつかは実用化されて
います。今後、この傾 向は顕著になることが予測されます。
本コースでは、画像処理技術について、基礎から応用まで講義します。
基礎はしきい値処理、エッジ抽出などから、応用は、カラー画像処理やス
テレオ画像処理について取り上げます。また、アクティブ探索法による画
像検索手法の講義、赤外線IDを認識する高速イメージセンサについての講義、
名古屋大学で開発されている、音声・画像処理のためのC/C++ソフトウェア
ライブラリMISTの紹介と、それを用いた画像処理の簡単な演習を行います。
また、画像処理によるパターン認識のための基礎についても講義します。
今後高度化する組込みシステムにおいて、画像処理技術の採用を検討さ
れる方 や、現在画像処理を行っている方に最適なコースです。
■実習機材
受講者1人に以下の実習教材1セットを用意しています。
・演習用ホストPC
WindowsPC, 開発環境をセットアップ済
・音声・画像処理開発環境MIST
(MISTは、名古屋大学の学生や研究員、助手などの若手研究者を中心に
開発が進められている実績のあるライブラリである。ライブラリの詳
細は下記のURLから参照できる。
http://mist.suenaga.m.is.nagoya-u.ac.jp)
■到達目標
・画像処理の基本技術と応用技術について理解する
・組込み画像処理プログラミングについて理解する
・画像処理の開発環境について、事例を用いて理解・体得する
・パターン認識の基礎について理解する
■対象者
以下の(1)-(2)の条件がOR条件の方
(1)画像処理をもちいたシステムやインタフェースの開発に従事する予定の方
(2)画像処理機機能を持つ組込み機器の開発に従事する予定の方
ただし,過去のNEXCESSの当該コースを受講された方は,受講できません.
■前提条件
・画像処理やパターン認識に興味があること
・画像処理について基礎から応用まで対象とするので、基礎知識を持ってい
ること
・C言語プログラミングの経験があること
■特記
(1)撮影に関する協力
講義の様子を撮影し、復習・講義改善・電子教材開発へ利用する計画
があります。皆様の画像・音声が記録され,電子教材として配布される
可能性があります。
(2)アンケートに関する協力
講義の前中後に,アンケートや簡易テストなどを実施する場合があり
ます.アンケートは,上司や部下の方へ実施する場合があります.
これらの調査は,本教育の効果に関する研究目的のみで実施し,個別の
データは,配布されません.ただし,個人情報が特定されないよう統計
処理するなどして,論文などで発表される場合があります.
(3)修了レポートに関する協力
受講後,修了レポート(A4サイズで1枚)の提出が,義務付けられています.
修了レポートと引き換えに,修了証を送付します.
NEXCESSの他のコースを受講条件として,修了証を求める場合があります.
■内容
1日目
1限:画像処理の基礎とユビキタスインタフェースへの利用:2値化、
エッジ検出、特徴抽出 (間瀬)
2限:画像処理の応用(1):ステレオ画像処理、カラー画像処理など
(間瀬)
3,4限:画像処理の応用(2)赤外線ID認識イメージセンサ(伊藤)
2日目
1限:画像処理の応用(3):アクティブ探索法による画像検索(村瀬)
2限:パターン認識技術の基礎 (間瀬)
3限:画像処理開発環境:ソフトウェアライブラリMISTについて(高橋)
4限:画像処理開発環境:ソフトウェアライブラリMISTを用いた
画像処理プログラミング演習(高橋)
■受講者の声(平成19年受講生)
・実際に実習としてMISTを使ってみることができたので、受講後も利用し
やすいと思った
・画像処理の基礎から応用分野まで、短い時間で多くの知識を得ることが
出来た。特に、パターン認識のような数学的に難しい分野に関して、例を
用いて分かりやすく説明していただいた。
・実際に仕事でカメラを選定するために、カメラの仕様を見る機会もある
ため、今回そのような説明も聞くことができたのでよかった。
・画像処理技術やインタフェース技術を万遍なく解説されているので、全
体を大まかに勉強するためには最適だと思いました。
・「ユビキタス」という用語わかっているけど、具体的に説明すると解り
づらい分野をいろいろな角度からの講義で丁寧に説明してくれたので、理
解度が向上しました。
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NEXCESSは,文部科学省/科学技術振興機構の科学技術振興調整費によって,
名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センターが実施
するものです.
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お問い合わせ先
〒464-8601
名古屋市千種区不老町 C3-2(631)
大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター
NEXCESS事務局
TEL : 052-789-5284
FAX : 052-789-4237
E-mail : nexcess @ nces.is.nagoya-u.ac.jp
URL : http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/NEXCESS
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