(toppers-users 385) SWEST4 発表募集

[TAKADA Hiroaki]

toppers-users メーリングリストをお借りして、組込みシステム技術に関する
サマーワークショップ (SWEST) の発表募集をお送りいたします。

高田広章
豊橋技術科学大学

PS. 例によって、多数のコピーを受け取られる方にお詫びします。

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    *** 一般／ポスター発表・討論テーマ・デモンストレーション募集 ***
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            第4回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ
        SWEST4: 4th Summer Workshop on Embedded System Technologies
                        http://www.ertl.jp/SWEST/

                遠鉄ホテル エンパイヤ（浜松市舘山寺町1891）
                       2001年7月23日(火) 〜 24日(水)

　主催: 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ 実行委員会 

　共催: 社団法人 トロン協会
        組込み機器業界交流会（Emblem）
        組込みソフトウェア技術研究会（CEST）

【SWEST4開催】

第4回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ（SWEST4）を7月23
日(火)〜24日(水) の両日に、浜松湖畔の舘山寺温泉において開催します。

近年、組込みシステムの応用分野が拡大・発展している一方で、その開発技術
の進歩は遅く、組込みシステム開発の現場は危機的な状況にあります。今回の 
SWEST においても、現在の組込みシステム開発技術の停滞をどう打破するかを
中心に議論したいと考えています。なお、SWEST の理念や目的については最後
の【追記: SWESTとは?】をご覧ください。

今回の SWEST は、昨年に引き続き、情報処理学会 システムLSI設計技術研究
会（SLDM）主催の DAシンポジウムと同日開催します。DAシンポジウムとの共
同招待講演として、NECネットワークスの菰田元喜氏に「移動体電話の開発」
をテーマに講演をお願いしています。また、同時に開催されるすべてのセッショ
ンを相互開放する予定です。DAシンポジウムは、システムLSI設計技術に関す
る研究集会であり、ハードウェア設計技術者・研究者とソフトウェア設計技術
者・研究者の交流を図ることも、大きなテーマとなっています。DAシンポジウ
ムについての詳しいことは、下記のウェブサイトをご覧ください。
            http://cas.eedept.kobe-u.ac.jp/SLDM/

SWEST4 は、上記の招待講演に加えて、分科会（自由討論会）、一般発表、ポ
スター発表、デモンストレーション、チュートリアルなどで構成する予定です。
参加費は、宿泊込みで一般 20,000円、学生 15,000円程度になる見込みです。

【発表募集】

SWEST4 における一般発表として、通常の研究発表に加えて、

 ・企業における開発事例の発表
 ・企業における要求事項・問題点の発表
 ・大学・企業における進行中の研究の発表
 ・これから開始する予定の研究計画に関する発表

を募集致します。これらの発表を重視するのは、SWEST4 をフォーマルな学会
ではなく、ブレインストーミングのための会議と位置付けているためです。

具体的な発表テーマとしては、組込みシステムに関する以下の分野のテーマを
想定していますが、組込みシステムに関連していれば、これらに限定されるも
のではありません。

 ・開発プロセス，設計手法，システム記述言語
 ・開発環境／開発ツール，EDA，コンパイラ，CASEツール
 ・検証手法，デバッグ手法／デバッグツール
 ・アーキテクチャ，マイクロプロセッサ，DSP，IPコア
 ・コデザイン，コベリフィケーション
 ・リアルタイムOS，ミドルウェア
 ・ネットワーク，通信
 ・開発事例，応用事例，新しい応用分野，性能評価

一般発表を希望される方は、5月31日(金) までに発表タイトルとアブストラク
ト（A4 1枚）を添付して swest-submit ＠ ertl.jp までお送り下さい。フォーマッ
トは一般的なものであれば特に限定しません。一般発表の申込が多い場合には、
一部ポスター発表に振り分けさせて頂く可能性もあります。その場合、6月10
日(月) までに発表の可否を通知致します。

また、上記と同様のテーマでポスター発表を募集します。ポスター発表を希望
される方は、予稿集に掲載する論文のカメラレディ原稿を、6月28日(金)まで
にご提出ください。論文は、A4 4ページ以内で、PDF または MS-Word 形式で
お送付ください。送付先は、swest-submit ＠ ertl.jp です。

【デモンストレーション募集】

SWEST4 の会場にて、組込みシステムに関連する製品や研究成果のデモンスト
レーションを行って頂ける方を募集します。デモンストレーションは、ポスター
発表と並列に行う予定です。ただし、会場の関係から、機材は最小限（ノート
パソコン 1台＋α程度）でお願いします。デモンストレーションを希望される
方は、6月28日(金) までに swest-submit ＠ ertl.jp 宛てにお申し込み下さい。

また、予稿集に掲載しますので、デモンストレーションの紹介文を A4 2ペー
ジ以内で作成し、6月28日(金) までに、PDF または MS-Word 形式で、
swest-submit ＠ ertl.jp 宛てにお送り下さい。

【分科会テーマ募集】

SWEST4 では、分科会（自由討論会）のテーマを募集します。現在の計画では、
昼のセッションと夜のセッションで、それぞれ 3テーマ程度の分科会を開催す
る予定です。例として、SWEST3 の分科会テーマを下に挙げますが、これにと
らわれず、「このような議論ができると面白いのでは？」というテーマの提案
をお待ちしています。

希望テーマをお持ちの方は、swest-submit ＠ ertl.jp までお送り下さい。締切
りは一般発表と同様、5月31日(金) とさせて頂きます。

SWEST3 の分科会テーマ:
 ・次世代開発環境に向けて
 ・日本発の組込みシステム開発技術を！
 ・組込みソフトウェアの品質向上を目指して
 ・ソフトウェア屋はコデザイン技術に何を期待するか？
 ・組込みシステムで使う分散オブジェクトの標準プラットホームを作ろう
 ・プロセッサ・LSIにこんな機能はいらない／欲しい
 ・私が想う。組込みシステムに必要なRTOSの保護機能

【スケジュール】

今後のスケジュールは次の通りです。

5/31(金) 一般発表締切，分科会テーマ締切

6/10(月) プログラム決定，一般発表採否通知
         参加者募集開始

6/28(金) ポスター発表締切，デモンストレーション締切
         カメラレディ原稿締切（一般発表，ポスター発表，デモンストレーション）
	 参加申込締切

7/23(火)〜24(水) SWEST4

【SWEST4運営組織】

実行委員長:
　高田 広章（豊橋技術科学大学）

実行委員会（あいうえお順）:
　青木利晃（北陸先端大／さきがけ）
　今井 和彦（宮城県産業技術総合センター）
　石山 康介（NECアクセステクニカ）
　王 才棟（沖電気工業／ハルピン工業大学）
　片山 徹郎（宮崎大学）
　岸田 昌巳（フルノシステムズ）
　島田 耕吉（武蔵工業大学 大学院生）
　宿口 雅弘（三菱電機マイコン機器ソフトウエア）
　竹内 透（トロン協会）
　冨山 宏之（(財)九州システム情報技術研究所）
　仲野 巧（豊田工業高等専門学校）
　中島 達夫（早稲田大学）
　南角 茂樹（三菱電機）
　西 康晴（エス・キュー・シー）
　久住 憲嗣（九州大学 大学院生）
　藤懸 英昭（システム・ジェイディー／半導体理工学研究センター）
　本田 晋也（豊橋技術科学大学 大学院生）
　森若 和雄（九州大学 大学院生）
　山田 正幸（イメージリンク）

SWEST4事務局:
　社団法人 トロン協会内
　〒108-0073 東京都港区三田1-3-39 勝田ビル5階
　TEL:03-3454-3191　FAX:03-3454-3224 [担当 竹内]

【追記: SWESTとは?】

機器組込み制御システム（組込みシステム）は、日本が競争力を持つと言われ
る産業分野の多くで、基盤的な技術となっています。にもかかわらず、大学に
おいて、組込みシステム（とりわけ、組込みシステムのソフトウェア）に関す
る研究に取り組んでいる例は極めて少数に留まっています。また、企業間での
技術交流もほとんどなされていないのが現状です。

このような現状を打開する一つのステップとして、主として、組込みシステム
に関連する研究を行っている大学の若手研究者や学生と、企業の若手技術者を
集め、組込みシステム技術の進むべき方向性について議論することを目的とし
た「組込みシステム技術に関するサマーワークショップ（SWEST）」を開催し
ています。

組込みシステムの開発現場から離れた環境にいる研究者や学生には、企業の技
術者と交流することで研究の動機を、逆に企業の技術者には、大学における研
究成果を導入するきっかけを提供できればと考えています。

SWEST の目標を整理すると、次の通りになります。

 ・大学における組込みシステムおよびその要素技術の研究の活性化 
 ・企業における大学の研究成果の導入の促進 
 ・企業の要求事項を大学側へ伝える場を提供 
 ・産学共同の研究活動のきっかけを提供 
 ・大学・企業間の人的交流の促進とそれによる創発的活動の場の提供

おかげさまで、1999年の夏に開催した SWEST1 には約80名、翌年の SWEST2 に
は約120名の参加を頂き、有意義な議論を行うことができました。また、昨年
夏の SWEST3 では、DAシンポジウムと同日開催し、約160名の参加をいただき
ました。これまでの開催報告が下記のウェブサイトにありますので、ぜひご覧
ください。
            http://www.ertl.jp/SWEST/

また、SWEST 実行委員会では、SWEST の運営にご協力くださる方を常時募集し
ています。ご協力いただける方は、swest-org ＠ ertl.jp までご連絡ください。

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