(toppers-users 2990) 第5回 組込みシステム技術に関するサマースクールのご案内
Toshinobu Matsuba
matsuba ＠ ertl.jp
2009年 6月 19日 (金) 18:26:23 JST
各位
お世話になっております．
名古屋大学の松葉俊信と申します．
本年も
『第 5 回 組込みシステム技術に関するサマースクール（SSEST5）』
を開催する運びとなりました．
この場をお借りして，参加者募集案内を送付させていただきます．
組込みシステム開発の基礎を学び，学生・若手社会人との交流の輪を広げる，
非常に良い機会だと思います．
ご興味をお持ちの方は，奮ってご参加ください．
なお，以下案内を，関係各位・各所に転送くだされば幸いです．
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第 5 回 組込みシステム技術に関するサマースクール
SSEST5 : Summer School on Embedded System Technologies 5
http://www.ertl.jp/SSEST/
ホテルアローレ（石川加賀市柴山町と5-1）
2009 年 8 月 24 日（月） 〜 26 日（水）
主催 : 組込みシステム技術に関するサマースクール 実行委員会
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実施内容概要と申し込み方法
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☆SSEST5テーマ
“ ゼロから始める組込み開発 〜みんなで組込マーになろう〜 ”
SSESTはe-learningと開発演習から成る組込みシステムの教育プログラムです．
SSEST5では組込みシステム初学者の方でも比較的学びやすい教材として，セ
ーフティライントレースカーを作成します．あなたもSSEST5に参加して組込
みスキルを身につけてみませんか？
☆募集期日
2009年6月15日（月）〜7月7日（火）まで
☆参加申込み方法
下記のwebサイトをご覧の上，お申し込みください．
http://www.ertl.jp/SSEST/top/index.php?SSEST5
☆実施概要
・事前実習（e-learningによる個人ワーク）
- 約1ヶ月
- 個人による教材製作
- 組込みシステムの基礎知識の習得
・当日合宿（初対面同士のグループワーク）
- 2泊3日
- 現場技術者による特別講義
- グループによるシステム開発
- 競技会開催
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組込みシステム技術に関するサマースクール（SSEST）
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組込みシステム開発を学ぶには，旧来のハードウェアやソフトウェアといった
枠組みにとらわれずに，常に広い視野でシステム全体を見渡し，幅広い知識と
高度な技術で問題を解決する能力が必要となります．これらの総合的な問題解
決力を身につけるためには，まずはハードウェアからソフトウェアまでの幅広
い一連の開発プロセスを実際に体験することが非常に重要です．しかし，学生
がそれら一連のプロセスを経験する機会は少ないのが現状です．また，組込み
システムという枠組みの中での学生同士の交流も多くありません．
このような現状を打破するために，2005年より学生による学生のための『組込
みシステム技術に関するサマースクール（SSEST）』を『組込みシステム技術
に関するサマーワークショップ（SWEST）』と連携して開催しています．
モットーは“コミュニケーション能力＋スキル”で，組込みシステム技術者，
研究者の卵に一連のシステム開発，多人数による開発の難しさを体験してもら
う事を目的とします．このSSESTを通し，学生や若手社会人が学校や世代など
の垣根を越えて議論し，協力して問題を解決する事で，組込みシステム技術の
面白さを体験してもらえれば幸いです．
SSESTの詳細については，下記のWebサイトをご覧ください．
http://www.ertl.jp/SSEST/
なお，組込みシステム技術に関するサマーワークショップ（SWEST）について
は下記のWebサイトをご覧ください．
http://www.ertl.jp/SWEST/
皆様の御参加，お待ちしております．
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□■□ SSEST5 実施内容 □■□
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☆★★☆
ゼロから始める組込み開発
〜みんなで組込マーになろう〜
☆★★☆
SSEST5では，主に組込みシステム初学者の方に，組込みシステム開発を学習・
体験してもらうことを目標に掲げています．その工夫として，初めて組込みシ
ステム開発を行う方でも取り組みやすいような，教材・実習構成を提供します．
◆実習教材 : セーフティライントレースカー
SSEST5では簡単な組込みシステムとして，セーフティライントレースカーを
作成します．セーフティライントレースカーとは，機体前方の障害物を検知
し，障害物との衝突を回避するライントレースカーです．ライントレースカ
ーとはコース上のラインに沿って走行するロボットです．ラインを検出する
センサからの情報を基に，マイコンが機体の制御を行い，ライントレースを
実現します．セーフティライントレースカーは，馴染みのある「安全走行を
目的とした自動車」をテーマとしており，また，組込み未経験者・初学者が
組込みシステムの理解を促進できることを意識した教材となっています．
◆実習構成
SSEST5は，大きく分けて事前実習と当日合宿で構成されます．
（事前実習）
『セーフティライントレースカー作成実習』
事前実習では，e-learningをもとに，参加者各自でセーフティライントレ
ースカーの作成を行っていただきます．作成実習を通じて，組込みソフト
ウェア開発の基礎知識を習得します．
（当日合宿）
『グループワークによる組込みシステム開発実践』
事前実習で作成した実習教材の仕様変更に伴う，セーフティライントレー
スカー開発実習を行います．参加者同士でチームを組んで，組込みシステ
ム開発の一連のプロセスを，グループワークによって体験します．
『組込みシステム開発に関する講義』
当日合宿では現場の技術者の方をお招きして，下の二つのテーマで特別講
義を開催します．この講義を通じて，従来のソフトウェア開発との違いを
感じてもらい，組込みシステムに関する興味や知識をより深めてもらいま
す．
1.『組込みシステム概論』
2.『チーム開発における議論の進め方』
※タイトルは変更の可能性があります．
◆SSEST5 で得られるスキルや体験
・電子回路作成・メカ組立て
・C言語による組込みソフトウェア開発
・組込みリアルタイムOSの理解
・ハードウェア（センサ，モータ）の仕組みや制御方法の理解
・グループ開発によるコミュニケーション能力
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□■□ 参加募集要項 □■□
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◆開催スケジュール
事前実習 : 7月21日（火）〜8月23日（日）
当日合宿 : 8月24日（月）〜8月26日（水） （8月27日（木）解散予定）
※事前実習に必要な部品は，7月中旬頃にまとめて郵送いたします．
◆募集対象
組込みシステムに興味を持たれている学生，若手技術者の方々を中心に募集
します．
・C言語の基礎知識を有し，組込みシステムの基礎的な技術を身につけたい
入門者，初心者の方
・グループワークによる組込みシステム開発を体験したい方
・組込み分野の仲間を作りたい方
◆開催場所
事前実習 : 参加者各自
当日合宿 : ホテルアローレ（石川県加賀市柴山町と5-1）
http://www.arrowle.co.jp/
◆定員
30名
※ただし，申込みが多数の場合には，実行委員会で僭越ながら参加者を
選定させて頂くことがあります．
◆参加費用
学 生 : 38,000円
社会人 : 70,000円
◆お申込み
SSEST5の参加をご希望される方は，以下のWebサイトをご覧の上，
リンクからご登録をお願いいたします．
http://www.ertl.jp/SSEST/top/index.php?SSEST5
※お申し込み期間は 2009年 6月15日（月）〜7月7日（火）19時の予定です．
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□■□ お問い合わせ □■□
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◆お問い合わせは以下のアドレスまでお願いいたします．
連絡先 : SSEST5実行委員会
E-mail : ssest-committee ＠ ertl.jp
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□■□ 共催・後援・協賛企業（2009年6月15日現在） □■□
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◆共催
組込みシステム技術に関するサマーワークショップ（SWEST）実行委員会
社団法人 社団法人 情報処理学会 組込みシステム研究会（SIGEMB）
組込みシステム開発技術研究会（CEST）
NPO法人 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会（SESSAME）
NPO法人 TOPPERSプロジェクト
◆後援
社団法人 組込みシステム技術協会（JASA）
社団法人 情報処理学会 システムLSI設計技術研究会（SLDM）
社団法人 電子情報通信学会
◆協賛企業（五十音順）
アイシン・コムクルーズ 株式会社
アクティビティ・デザイン 有限会社
株式会社 アックス
株式会社 アフレル
株式会社 永和システムマネジメント
ガイオ・テクノロジー 株式会社
キャッツ 株式会社
CQ出版 株式会社
スパークスシステムズ ジャパン 株式会社
株式会社 デンソー
三菱電機マイコン機器ソフトウエア 株式会社
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□■□ SSEST5実行委員会 □■□
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◆共同実行委員長
及川 達裕（東海職業能力開発大学校 応用課程 2年）
松葉 俊信（名古屋大学 高田・冨山研究室 M2）
◆実行副委員長
飯野 敦資（東京電機大学 石川研究室 M1）
◆実行委員
安藤 友樹（名古屋大学 高田・冨山研究室 M1）
川口 麻美（三菱電機株式会社 情報技術総合研究所）
木間 貴行（北陸先端科学技術大学院大学 岸研究室 M2）
鈴木 里沙（埼玉大学 吉田研究室 M1）
高井 日淑（横浜国立大学 長尾研究室 M2）
立松 知紘（名古屋大学 高田・冨山研究室 M1）
星野 達也（埼玉大学 吉田研究室 M1）
山田 晋平（兵庫県立大学 中本研究室 D2）
吉村 悠 （名古屋大学 高浜研究室 M2）
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