(toppers-users 1204) SESSAM中級向けセミナーのお知らせ

Hiroaki TAKADA hiro @ ertl.jp
2003年 9月 10日 (水) 21:55:22 JST


toppers-users 各位

SESSAME(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)による中級向けセ
ミナーが 10/14,15 に開催されますので、ご案内します。

今後、TOPPERSプロジェクトでは、SESSAME と連携して技術者育成コースの開
発にも取り組む予定です。SESSAME については、http://www.sessame.jp/ を
ご参照ください。

高田広章
名古屋大学

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***                 3rd Open SESSAME Seminar                 ***
***     第3回組込みソフトウェア技術者・管理者向けセミナー    ***
***                   参加者募集のお知らせ                   ***
***        http://www.sessame.jp/seminar/Seminar2003_10/     ***
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組込みソフトウェア技術者・管理者育成研究会(SESSAME)は第3回 組込みソフト
ウェア技術者・管理者向けセミナー(3rd Open SESSAME)を10月14日(火)〜
10月15日(水)の両日に、東京・赤坂の日本規格協会にて開催します。

日本のソフトウェア産業の競争力低下が長いこと叫ばれています。
世界と対等に戦い優位に立つために、わが国は組込みソフト(ファームウェア、
埋め込みソフト、エンベッデッドシステム)に注力しなくてはなりません。
日本がもっとも力を発揮でき、また発揮しなくてはならない分野は組込み
ソフトウェアなのです。しかし家電製品や自動車、通信、FA機器など多くの
ハードウェアが“インテリジェント化”する一方で、組込みソフトウェア
エンジニアは複雑さや規模、信頼性要求の高まりに悲鳴を上げています。

この状況を打破するために、組込みソフトウェア技術者や管理者を育成する
ためのカリキュラムの整備、そしてその基になる方法論・ツールの開発に
関する研究が必要なのは言うまでもありません。我々の感触では、組込み
ソフトウェアの中級レベル以上の管理者・技術者が数万人以上必要であり、
早急に育成する必要があるものと確信します。

そのため我々は、「組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会」
(SESSAME: Society of Embedded Software Skill Acquisition for
 Managers and Engineers)を結成し、組込みソフトウェア技術者や管理者を
育成するためのカリキュラムの整備、そしてその元になる方法論・ツールの
開発に関する研究を行ってきました。

その一環としてSESSAMEでは昨年から2回のセミナーを開催し、200名を越える
方々に参加頂きました。6月に開催した前回のセミナーでは、
組込みソフトウェア開発に従事して2〜3年目程度のこれからの活躍が
期待される初級エンジニアを対象とし、基本となる技術要件をチェックし
技術力を振り返ることで、今後の飛躍への足固めをしていただくことを
目的としました。

今回は、組込みソフトウェア開発に従事して4年以上またはプロジェクト経験
3回以上程度の技術者としてはリーダクラスで、これからは管理者としての
活躍も期待される中級エンジニアを対象としたセミナーを開催することに
しました。技術者としては会社の中で先頭に立って活躍されていると
思いますが、もう一度基本となる技術要件をチェックし自分の技術力を
振り返るとともに後進の指導の指針としていただくための技術解説をセミナー
では実施します。同時に、組込みソフトウェアの管理者としての視点から、
今後必要となるスキルを身につけて頂くための講演も合わせて実施します。

前回同様、現場で開発や教育に携わっている組込みソフトウェア技術者の
第一人者が講師となり SESSAMEで開発しているカリキュラムをもとに講義を
行います。ぜひ奮ってご参加下さい。


【3rd Open SESSAME Seminar 開催要綱】
主 催:組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会 − SESSAME
   (http://www.sessame.jp/)
    日本規格協会(http://www.jsa.or.jp/)
申 込:http://www.sessame.jp/seminar/Seminar2003_10/
    をご覧のうえメールにてお願いいたします。
日 時:2003年10月14日(火) 10:00〜17:30
    2003年10月15日(水)  9:30〜17:00
場 所:日本規格協会(東京・赤坂)
対 象:組込みソフトウェア中級技術者および初級マネージャクラス
参加費:21,000円(テキスト・資料・消費税込み)
    (参加費に昼食の費用は含まれておりません。ご了承下さい)

定 員:100名
備 考:・お申し込みはメールまたはFAXにて先着順にお受けいたします。
     申込書のページをご覧下さい。
    ・お申し込み頂きますと、折り返し『受講券、請求書、受講のご案内』
     をお送りいたします。
    ・銀行振り込み、振り替えいずれでも結構です。また、振り込み
     手数料は貴社にてご負担ください。
    ・受講料は、欠席されても原則としてお返しいたしかねますのでご了承
     ください。

※プログラムの内容、およびプログラム中に記載した講師は
 当日変更となる可能性があります。OpenSESSAME の Web サイトに
 最新の情報を掲載していますのでご覧下さい。
 http://www.sessame.jp/seminar/Seminar2003_10/


【3rd Open SESSAME Seminar プログラム】

/1日目 10月14日(火)

10:00〜10:05 ご挨拶
	     飯塚 悦功(東京大学教授/SESSAME発起人)
10:05〜10:20 全体説明(SESSAMEの紹介およびコースの概要)
	     二上 貴夫(東陽テクニカ)
10:20〜11:20 基礎技術の整理〜分析・設計・プログラミング・テストの基礎技術〜
                森 孝夫(三栄ハイテックス)
	     二上 貴夫(東陽テクニカ)
11:30〜12:30 リアルタイムシステムの設計指針
	     高田 広章(名古屋大学)
13:30〜14:30 リアルタイムシステムのテスト
	     大西 建児(エス・キュー・シー)
14:30〜15:30 組込みソフトウェアの品質管理
	     居駒 幹夫(日立製作所)
15:45〜16:45 組込みソフトウェアの品質管理(手法/実施例)
         居駒 幹夫(日立製作所)
16:45〜17:00 組込みソフトウェアの品質管理(演習)
	      居駒 幹夫(日立製作所)

/2日目 10月15日(水)

 9:30〜10:30 技術リーダ/マネージャ入門
	     杉浦 英樹(富士ゼロックス)
10:30〜11:30 プロジェクト計画立案・運用とリスク管理の概要
	     三浦 元(テクノホロン)
12:30〜13:30 技術者のキャリア評価・構築とスキル標準
                渡辺 登(沖通信システム)
13:30〜13:40 グループ討議の進め方の説明演習の進め方の説明
	     三浦 元(テクノホロン)
13:40〜15:00 グループ討議1
15:15〜16:30 グループ討議2

 ※グループ討議では、リスク管理に関して2つの具体的なテーマについて
  ケーススタディを行います。それぞれのテーマについて、
  まず個人での対処案を検討し、次いでグループに分かれ、
  グループメンバーと対処案について討議を行い、グループ
  としての対処案をまとめてください。グループワークは、
  他社のベストプラクティス/ベタープラクティスを知る機会として、
  また、ディスカッションを通してマネージメントについての
  理解を深めることを目的としています。


【3rd Open SESSAME Seminar 参加申込書】

申し込み、問い合わせ先 (財)日本規格協会 教育研修課 小澤宛

〒107-8440 東京都港区赤坂4-1-24 電話:(03)3583-8008 / FAX:(03)3582-0698
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To: ozawa @ jsa.or.jp
Subject: 3rd Open SESSAME Seminar 参加申し込み

=== 3rd Open SESSAME Seminar 参加申込書 ===

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